
当院で行っている再生治療・先進治療についてご紹介します
LP-PRP(自家血多血小板血漿)療法
2025年9月から当院ではPRP(自家血多血小板血漿;Platelct Rch Plasma)療法を導入しています。
自分の血液から多血小板血漿(=PRP)という血小板を多く含む液体成分をとりだし、それを膝などの患部に注射する方法です。血小板から分泌される「成長因子」という物質の働きを利用します。これにより組織の自己修復作用や抗炎症作用を高め、患部の早期治癒を後押しします。有名野球選手も怪我の改善に活用したことで話題になったPRP療法ですが、当院では、「LC-PRP療法」という、PRP療法を応用した治療をご検討されている方は、お気軽に整形外科外来やリハビリにてご相談下さい。

適応疾患
- 変形性関節症:変形性膝関節症、変形性股関節症、変形性足関節症、母指CM関節症など
- 靭帯損傷:膝関節(内側、外側側副靭帯損傷)、肘関節(内側、外側側副靭帯損傷)、野球肘など
- 腱炎・腱付着部症:膝蓋腱炎(ジャンパー膝)、上腕骨外側上顆炎(テニス肘)、上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)、アキレス腱症・付着部症、腱板損傷など
診療の流れ
問診(1回目来院時)

関節の痛みや違和感の程度、これまでにおこなってきた治療についてお伺いします。
採血

自己血液51mlを採取し細胞加工施設で加工し、出荷前に無菌検査を実施します。
注射(3週間後)

クリニックにて患部にLC-PRPを注射します。
メリット
- ヒアルロン酸など従来の治療法では効果の無い場合でも、除痛や機能改善が望める
- 患者様自身の血液を使用するため、アレルギー反応などのリスクは少ない
- 手術による侵襲が無いため、身体への負担が少ない
- 日帰りで治療を完了でき、入院の必要がない
デメリット
- 治療効果、効果の持続期間に個人差がある
- 注射後、一時的に炎症反応(疼痛、発赤、腫脹等)の症状がでる場合がある
- 自由診療であり、医療保険が適応されない
- 新しい治療のため、今後新しいリスクが発見される可能性がある
また、当院で導入している【LC-PRP療法】についてのより詳しい情報は下記リンクに掲載されていますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
当院のLC-PRP療法と費用
当院では4種類のLC-PRPがあります。
① 1回分(1バイアル6mL)
② 2回分(1バイアル3mL)
③ 3回分(1バイアル2mL)
④ 6回分(1バイアル1mL)
※注射部位によって決定
【料金】150,000円 (税込)
なお、LC-PRP療法は感染症検査(HIV・HBV・HCV・梅毒・HTLV-1)で陽性の方でも投与が可能です。採血日に料金をお支払いいただきますが、後日の注射は部位により数回に分けて行うこともできます。
※この治療について医療費控除を受けることができます
1年間(1月1日~12月31日まで)に支払った医療費が10万円を超える世帯(生計が同一のご家族)は、確定申告で申告し、還付金を受け取る事が出来ます。制度のご利用を予定されている方は、医療費の支出を証明する書類(領収書など)が必要です。治療費の領収書を発行致しますので大切に保管してください。
拡散型体外衝撃波治療
当院では2025年10月から拡散型体外衝撃波治療(RPW:Radial Wave Therapy)を導入しています。
組織の深部まで放射状にエネルギーを伝播し、組織の再生。疼痛の軽減を図る治療法です。
圧縮空気が生み出す強い振動を使って痛みの改善を図る治療器です。 それによって以下の効果が期待できます。
- 修復が不十分または途中で修復が止まってしまった組織の再修復を図る
- 柔軟性と組織間の滑走性が低下した組織の動きを改善する
- 筋肉や腱などの慢性痛の改善を図る


効果機序と仕組み
拡散型体外衝撃波治療は皮膚表面からエネルギーが放出され広範囲のターゲットを治療できる装置で、圧縮空気で発生させた圧縮波を患部に連続して照射します。超音波検査と同じように、治療部位にゼリー(EMSコンタクトジェル)を皮膚の上につけ、アプリケーターをあてて治療します。麻酔などは不要ですが、部位によっては治療中に多少の痛みを感じることがあります。
初回治療時には、痛すぎない程度の出力で開始し徐々に出力を上げていきます。施術中であっても出力の調整や休止は可能であり、施術に伴う痛みに応じて治療を行います。1回あたりの施術は2~3分で、一定の期間をおいて4~5回の治療を行うことが一般的です。
当院の拡散型圧力波療法
当院では圧力波治療機器として、DOLARCLAST Smart20(EMS社、スイス)を使用しています。
機器のメリットとして、
メリット
- 高強度の圧力波を短時間で照射できるため治療効果が大きい
- これまでの機器の問題であった高速の照射による出力低下の問題がほとんどない
圧力波の問題点
治療中は照射部位に重だるい痛みを伴います。
高速度で照射することで、治療中に生じる痛みを和らげることが可能です。
どんな疾患に効果があるのか?
- 足底腱膜炎
- アキレス腱炎
- 野球肩
- 五十肩
- 疲労骨折
- 筋膜性腰痛症(筋肉の硬さによって起こる腰痛)
- 石灰沈着性腱炎
以下に該当する方には適用できません。
・抗凝固薬を服用している方
・腫瘍のある方
・感染している箇所
副作用
比較的少ないですが、治療部位に痛みが出たり内出血したりすることがありますが、数日で消失します。
費用
当院では今のところ、施術を始めたばかりで、リハビリテーションの一環として行う施術のため、自費など別途費用は頂いておりません。
RPWと運動療法を組み合わせることでより治療効果のアップが期待できます。治療を試されたい方は、診療時にお気軽に「拡散型体外衝撃波治療を試してみたい」、「RPWというのはどうだろうか」とお伝え下さい。現在、体外衝撃波は導入施設が限られている機器になります。


















